- HOME >
- まずはじめにお読みください!
カスケホームの外装担当の三宅と申します。
私たちは、創業から130年以上、倉敷市、笠岡、玉島、浅口を中心に住まいの
外壁塗装リフォームを行っております。
このページでは、初めて外壁塗装を検討される方が、後悔せず納得のいく
工事ができるように、私が基本的なことをまとめています。
3年前に塗りかえたばかりなのに塗装が剥げてきちゃったんだけど、
見てくれない?
施工をさせていただく前に、近隣の方へご挨拶に行った際、
このようなご相談を受けることもしばしばです。
もちろん、私たちの会社では、そのようなことが無いよう細心の
注意を払っております。
しかし、塗装業界に従事する人間として、たいへんお恥ずかしい話なんですが、塗装業界は非常にトラブルが多くあり、
なかなか無くなりません。
では、なぜ外壁塗装のトラブルがなくならないのか?
私なりに考えてみました。
外壁塗装のトラブルは、塗ってしばらく経ってから
発生します。
必要以上に塗料を薄めて塗ったり、3回重ね塗りをする
ところを2回しか塗らなかったりしても、時間がたたないと
分からないのです。
私たちプロの目から見ても、塗った直後には手抜き工事か
どうか判断がつかないレベルなのです。
だからと言って、施工中ずっと監視するというのも現実的
ではありません。
施工する人の誠実さによって仕上がりが変わってきて
しまうのです。
同じ工事を頼むんだったら、できるだけ安いところに頼みたい。
お客様がそのように考えるのは当然のことなんですが、安さを求めすぎると工事品質まで悪くなってしまいます。
業者として売上は欲しい。でも、安く受注すると利益が残らない。手抜き工事をしてもすぐには分からない。だとしたら…。という状況に陥りがちなのです。
外壁塗装は、住まいをきれいに長持ちさせるためにするものです。
紫外線や風雨にさらされる住まいは、シーリングと呼ばれる外壁の
つなぎ目を埋めるところが劣化したり、外壁そのものがひび割れて
しまったりして、雨水が建物の内部に侵入すると、
建物が傷んでしまいます。
建物の劣化状況を把握していないまま、見た目の塗装だけしても、
後々でトラブルの原因となってしまうのです。
私たちカスケホームの強みはまず「職人力」です。
塗装の国家資格である「一級技能士」の資格を持つ職人が在籍し、現場の第一線で活躍をしています。
またその他に、カスケ職人会という、職人とスタッフが定期的に集まり
勉強会をしたり、現場の情報を共有し改善に向けて話し合う機会を
設けています。
普段から信頼関係を築き、お互いが責任をもって施工させて頂くことで
より良い品質の施工を日々心がけております。
実際に勉強会を開催している様子です。心から喜んで頂ける住まいづくりの質を高める為にも、
この情報共有の場は欠かせない時間になります。
万が一、トラブルがあったときにすぐ駆けつけることができるか?
会社の売上のことだけを考えると、施工エリアは広げた方が
いいのかもしれませんが、お客様に安心して塗装工事をご依頼
いただくためには、むやみに施工エリアを広げるべきではないと
考えています。
クルマで60分程度の施工エリアとして設定させていただいて
おります。
私や私どもの従業員が生活するエリアで塗装工事をさせていただくのは、いい意味でプレッシャーもあります。
どこかで顔を合わせたり、共通の知人がいたりすることもある訳ですから、お客様にやって良かったと言われる仕事がしたいです。
住まいをきれいに長持ちさせるためには、外壁以外にも屋根やエクステリア部分のメンテナンスが欠かせません。
雨漏りが発生していたら、その原因を特定して補修するだけではなく、建物そのものが傷んでいないかを考えて対処が必要です。
外壁を塗っておしまい、ではなく、私たちは総合リフォームの会社として住まい全体のメンテナンスコストが下げられるようなご提案をしています。
外壁塗装の場合、価格の安さにこだわりすぎると「安物買いの銭失い」にもなりかねません。
私どもは、お客様満足のために『適正価格』にこだわっています。
塗装工事の場合、価格の内訳は左図のとおりです。
会社を将来的に維持存続したり、お客様へのアフターサービスをしたりするためには、適切な会社の利益を確保する必要があります。
また、外壁塗装は、職人さんが手作業で行うものなので、手抜き工事をせず、工事品質を保つためには、適切な人件費は必要です。
しかし、原価となる部分は、できるだけ安く仕入れるべきだと考えています。共同で商品を仕入れるようにしたり、業者さんと定期的に価格交渉を行ったりして、企業努力を続けています。
省けるところと、省いてはいけないところを考えて、適正な価格でご提供できるように尽力しています。